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小野響《後趙史の研究》

摘要: 汲古書院http://www.kyuko.asia/book/b548307.html#pagetop   後趙史の研究 汲古叢書162  ◎「胡族」が作り上げた後趙の国家体制・社会秩序から、五胡十六国時代を解明する  著者小野 響 著ジャンル東洋史(アジア)東洋史(アジア) 魏晋隋唐シリーズ汲古叢書出版年月日2020/12/21ISBN9784762960611判型・ページ数A5・ ...

汲古書院

http://www.kyuko.asia/book/b548307.html#pagetop 

  

後趙史の研究 汲古叢書162

  ◎「胡族」が作り上げた後趙の国家体制・社会秩序から、五胡十六国時代を解明する

  

著者小野 響 著
ジャンル東洋史(アジア)東洋史(アジア) > 魏晋隋唐
シリーズ汲古叢書
出版年月日2020/12/21
ISBN9784762960611
判型・ページ数A5・340ページ
定価本体9,000円+税
在庫在庫あり

  目 次

  序 論

  第一章 後趙における君主権力の確立一 平晉王と汲郡公――匈奴漢における石勒の位置づけの変遷――二 陜 東 伯――匈奴漢東部における石勒――三 匈奴漢国家体制試論 匈奴漢における石勒の「官爵」変遷表

  第二章 後趙における君主位の継承と王権一 後趙の君主とその後継者     

  二 石祇と冉閔     

  三 石虎政権の構造

  第三章 後趙における軍事的構造一 後趙における軍隊        

  二 石生の乱と石生軍  

  三 石生の乱と石生平定軍

  第四章 後趙における支配の様相一 後趙における大単于       

  二 「夷趙百姓」と後趙 三 後趙における胡族支配とその構造 

  四 後趙における軍事編成――特に禁衛を中心として――

  第五章 後趙における君臣関係一 石勒十八騎考 

  ①石勒十八騎の個別的分析       

  ②後趙における石勒十騎の位置づけ二 君子営考   

  ①君子営の実態と後趙における漢族名族 

  ②石勒と張賓・程遐・徐光③漢族士人と石勒・石虎        

  ④胡族の国家における漢族の側近石勒十八騎関連史料表

  第六章 後趙における宗室一 後趙宗室の構成  

  二 「石氏王家」の後趙国家における位置づけ  

  三 「石氏王家」と後趙

  第七章 後趙における君主号と国家体制一 五胡十六国時代における天王   

  二 冉閔の天王即位  三 冉閔以前の天王 

  ①靳 準 ②石 勒 ③石 虎     

  四 石虎と大趙天王

  結 論               

  参考文献/後趙石氏系図(附冉氏系図)/後 書/総索引

  【序論より】(抜粋)

  本書が後趙を題材とする理由の大なるものは、その建国者たる石勒の出自にある。本書でも繰り返し言及する事になろうが、石勒は奴隷から身を起こし、五胡十六国の一国である匈奴漢の将軍となりながら、最終的には後趙を建国し、皇帝となるに至る。ここで注目すべきは、奴隷に始まって身一つから皇帝まで成り上がった石勒には、頼るべき彼自身の部族組織は存在しなかったという点である。匈奴漢を建国した劉淵は匈奴の集団の後援を受けており、前燕は鮮卑慕容部によって建国されている。石勒には以上の外在的な実力、権威を持たずに後趙とその母集団たる石勒軍団を築き上げた。従って、胡族が国家を形成するにあたって部族組織は必須の要件ではないという事になる。そうであれば、後趙の国家体制を明らかにする事は、胡族による国家形成――即ち、「夷狄」が「中華」になる逆転現象の第一歩目――が本質的に何を必要としていたのかが、明らかになるという事である。この点は、比較研究という五胡十六国時代研究が担わなければならない課題の一つを解決する上で、非常に重要な視座を提供するであろう。ここに、後趙の持つ歴史的意義がある。

  

  

  

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